はじめに
みなさん、不動産を購入する場合に一番に確認が必要なものは何だと思いますか。
皆様の答えも同じかなと思いますが1番は接道の道路です。
道路の確認点は
道路が広い、狭いも気になるところですが、建築基準法上の道路か否か
建築基準法42条の道路でないと建物の建設許可がおりません。
許可が降りないということは、せっかく購入してもその目的である住宅が建設できません。
販売図面や広告にある道路の部分についてはしっかり見てみましょう。
この土地どうしてこんなに安いの？
この土地はどうしてこんなに安いの！？と思う物件にであうことがあると思いますが、
極端に、安い場合にはそこには何か理由があるものです。
事故物件、告知事項有物件、建物再建築不可物件など。
その土地で変死された方がいる物件。
一般的な事故物件の外に、周辺に平穏な生活を営むのに差し支えるような何か（建物・施設）がある。
また、前既存建物が都市計画法、建築基準法に違反していて再建築もできない物件。
このような理由での高い安いもありますが、それがなければ道路を疑ってください。
道路の確認は最重要
道路の幅員は4ｍ以上ありますか。車でスムーズにすれ違いを考えると6ｍは欲しいですね。
道路の接道の長さは、旗竿調の敷延の場合には良く確認しましょう。
接道部分は最低2ｍ必要ですが、敷延部分が一部でも2ｍに欠ける中窄み道路では建築許可が下りません。
そのような土地を購入した場合、資材置き場とか家庭菜園に利用するかしか利用方法がなくなります。
土地の場合には基本は住宅建設用がほとんどですが、住宅建設には不向きの物件も多数ございます。
土地の購入にはぜひ専門家のアドバイスを受けてください。
使い道のない土地は早く処分したいと買い手の無知を狙って来る者もいます。
固定資産税も必要ないので、安ければ土地を買って所有しておくという安易な考えは捨てたほうが無難です。
所有者となれば責任が発生します。草刈りや周りの土地への越境など、考えていなかったような負担が生じます。
安いと思って購入を考える前に不動産会社にぜひご相談ください。
正しいアドバイスを受けられると思います。
まずは、専門家に相談。お忘れなく。